6月2日、来日したレナート・ボーゲ国連国際農業開発基金(IFAD)総裁と地球環境国際議員連盟(GLOBE Japan)の国会議員との意見交換会が議員会館会議室で開催されました。私は議長役を務めました。
IFEDとは途上国の農村部の貧困を根絶するための国連専門機関で、農村部の貧しい人々が自ら貧困を克服し、疾病や自然災害などのリスクに対する抵抗力をつけるための資金提供などの活動をしています。
貧困な農民は生活のために森の木を最後の1本まで切り倒してしまったり、焼き畑や農地の過剰使用などで砂漠化の原因を作ってしまいます。
貧困と環境問題は深い関係にあり、超党派のGLOBE Japanのメンバーはボーゲ総裁との意見交換会で我が国としてIFEDの活動に今後とも協力していくことを確認しました。
※ 地球環境国際議員連盟(GLOBE)は、EU議会、米国議会、日本国会の議員有志が地球環境問題に対する立法者間の国際協力を構築するため、1989年に設立された国際的な議員連盟です。現在では100か国以上からの議員約1200人が参加しています 。
GLOBE Japanは橋本龍太郎元総理を会長に超党派の衆・参46名の議員がメンバーとなっており、私は本年4月より幹事を務めています。
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意見交換会で議長役を務める中川雅治 |
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IFAD職員と打ち合わせ |
レナード・ボーゲ国連IFAD総裁と |
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