来日したポール・ウォルフォウィッツ世界銀行総裁と超党派の「世界銀行国会議員連盟」の国会議員との意見交換会が10月11日午前8時よりキャピタル東急ホテルで行われました。
ポール・ウォルフォウィッツ総裁は2001年から2005年まで米国の国防副長官を務め、また駐インドネシア大使の経験もあります。
我が国は世界銀行の第二の株主であり、世界銀行を通じて、途上国支援に重要な役割を果たしています。私は大蔵省理財局に在任していた時、我が国の世界銀行への出資の実行、管理の仕事にも携わっていました。
また、世界銀行は環境分野でも、地球環境ファシリティーの運営を通じて地球環境保全のプロジェクトを実施するなど、幅広い活動を展開しています。私は環境省事務次官在任中このような資金供与制度の運営に日本政府として協力してきました。
今回のウォルフォウィッツ総裁の来日に私は大変関心を持っていました。
当日、総裁から、世界銀行の重要な加盟国である日本に対して貧困国がミレニアム開発目標を達成できるよう更なる協力が求められました。
総裁と参加国会議員との間で、途上国支援の現状及び今後の支援のあり方について積極的な意見交換がなされました。
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ポール・ウォルフォウィッツ世界銀行総裁と話す中川雅治 |
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基調報告をするポール・ウォルフォウィッツ総裁 |
意見交換会に出席した中川雅治 |
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