自民党では、有志の国会議員十数名が、熟練した職人技によって世界に誇れるモノ作りに努力している中小企業の現状を視察しようと、2月14日、大田区内の3つの企業の製造現場を訪問しました。
(1)一般特殊鋼の他、超合金までの鍛造等を行っている
同和鍛造株式会社
(2)回転する金属板を「へら」という棒状の工具で圧力をかけることで加工している
株式会社北嶋紋製作所
(3)通信機器、医療機器などに使用している金属製精密ばねを製造している
小松ばね工業株式会社
の3社を訪問しました。
私はかねてより、「中小企業の中にはすばらしい基盤技術を持っているところが多く、こうした技術を継承すると同時にさらに高度化し、我が国経済を牽引する製造業の国際競争力の強化につなげていくことが必要である」と考えていましたので、今回の視察は「現場を知る」大変よい機会となりました。
いずれの会社の工場もまさに職人芸といってよい技術で精度の高い製品を生み出しており、感動しました。しかしながら、各社とも人材確保や後継者に苦労しており、また技術が正当に評価されず、資金繰りも大変であることを伺いました。
日本経済を支える中小企業のモノ作り基盤技術の継承や高度化のための環境整備に、もっと努力しなければならないことを痛感しました。
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同和鍛造株式会社で |
株式会社北嶋紋製作所 |
小松ばね工業株式会社 |
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