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ジャスダック証券取引所を視察する中川雅治(右端) |
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東京証券取引所を視察する中川雅治 |
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大和証券SMBCを視察する中川雅治 |
平成18年5月11日、参議院財政金融委員会所属の各党議員は、
(株)ジャスダック証券取引所
(株)東京証券取引所
大和証券SMBC(株)
を視察し、証券取引所の実態を勉強しました。
まず、成長・ベンチャー企業のための専門市場であるジャスダック証券取引所を視察しました。
ジャスダック証券取引所は、平成17年の年間売買高が371億株、売買代金は19.5兆円となっています。平成18年3月末現在の上場会社数は961社となっています。
ジャスダック証券取引所は質の高い上場審査、上場会社によるディスクロージャーの強化、厳格な売買監理に努めており、その実態を勉強してきました。
次に東京証券取引所を視察しました。東京証券取引所は東証一部でみても、上場会社数が平成18年3月末で1720社にものぼり、平成17年の年間売買高が4,741億株、売買代金は418.5兆円となっています。
その他、国債先物取引など派生商品市場も開設されています。
東京証券取引所は株式市場の時価総額でみると世界第2位、売買代金では世界第4位の市場となっています。
我が国経済の更なる活性化を図っていく上で、間接金融に偏重した金融の流れを直接金融や市場型間接金融に移行させ、リスクマネーの供給を促し、リスクに柔軟に対応できる経済構造を構築していくことが必要となっています。
私は、こうした取り組みを進めていくに当って証券取引所の果たす役割は非常に重要であると考えています。
視察に際し、東京証券取引所の西室泰三社長をはじめ役員の方々と取引所の売買手法や自主規制機能のあり方、システムの改善の問題等について意見交換をしました。
最後に、大和証券SMBC(株)のディーリングルームを視察し、社長をはじめ役員の方々と意見交換をしました。 |
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