米国下院でエネルギー・大気環境小委員会の委員長を務めるリック・バウチャー下院議員(民主党)が日本の政界、産業界の環境関係者と意見交換を行うため、4月8日から12日までの予定で来日しました。
4月10日に、バウチャー議員と超党派の有志議員で構成する地球環境国際議員連盟(GLOBE Japan)のメンバーとの意見交換会が衆議院第一議員会館の会議室で行われました。
バウチャー議員はバージニア州選出で現在13期目を務めています。下院エネルギー・商業委員会に所属し、中間選挙後エネルギー・大気環境小委員会の委員長に任命されました。下院のエネルギー・大気環境小委員会は新設された小委員会で、米国のエネルギー政策、気候変動問題を管轄しています。
バウチャー議員は「ブッシュ大統領は産業界寄りであるが、上下両院とも民主党が過半数をとっているので、地球温暖化防止のための新たな法案をぜひ成立させようと考えている。産業界も温室効果ガスの削減を目指すことを表明し、早くルールを設定し、それに基づく投資が早くできるようにしたいとの意向である。」と述べました。
GLOBE Japanの谷津義男会長をはじめ超党派の各議員は京都議定書に参加していない米国が地球環境問題についてどのような態度に出てくるのか大きな関心を有しており、バウチャー議員と熱心に意見交換を行いました。
|
|
リック・バウチャー議員 |
中川雅治 |
|
リック・バウチャー議員との意見交換会の様子 |
|
|