日本は今年5月、2050年をめどに温室効果ガスを半減する長期戦略「美しい星50」を世界に提言しました。
現在、人為的に排出されているCO2の半分しか自然界は吸収していません。したがって温暖化をストップするには何としても排出量を半分にしなければならないわけです。
しかしながら、我が国は京都議定書で約束した6%削減ですらその達成は厳しい状況にあります。国民の意識改革はもちろん必要ですが、CO2排出ゼロの革命的な技術開発に国際社会全体で取り組んでいかなければならないと思います。
10月23日に行われた参議院環境委員会の一般質問で、私は質問に立ち、鴨下一郎環境大臣に対し、「2050年にCO2半減を達成するためには、どういう国民生活になるのかビジョンを示してはどうか。」「CO2ゼロの革命的な技術を国際的な共同開発により実現すべく、日本がリーダーシップをとっていくべきではないか。」などと質問しました。鴨下環境大臣はその方向で努力する旨述べました。
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答弁する鴨下環境大臣 |
質問する中川雅治 |
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参議院環境委員会の模様
(中央奥が中川雅治) |
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