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質問する中川雅治 |
答弁する甘利経産大臣 |
答弁する岸田国務大臣 |
2月13日、私は参議院行政監視委員会で、CO2半減に向けた技術開発に関し、甘利明経済産業大臣や岸田文雄国務大臣(科学技術政策担当)に質問しました。
2050年に世界全体でCO2を半減させるためには、革新的な技術開発が必要となりますが、その有力な候補の一つがバイオエタノールです。
しかしながら、我が国においてはバイオエタノール実証事業についてETBE方式とE3方式があり、どちらが望ましいのか、又E3についても将来E10、さらにはE25と進んでいくのかどうかといった点について明確になっていません。こうした問題について甘利明経済産業大臣の考え方を聞きました。
甘利大臣は「ETBEがいいのか、E3がいいのかという問題については我が国では両方とも実証実験をしている段階にあり、これからの課題である。」と述べました。
又、「E3からE10、E25になるには、アルコール濃度が上がるとNOxが出るので、我が国のNOx規制をクリアしなければならず、エンジンの構造に与える影響をどう技術的に解決するのかといった課題を一つ一つ解決しながら導入していくロードマップを描いていく必要がある。」と答弁しました。
私は科学技術政策担当の岸田国務大臣に、「2050年CO2半減に向けての革新的な技術開発には国際社会が共同して行うことが必要なものがあり、日本がその面でリーダーシップを取るべきである。」と主張し、岸田大臣の考え方を聞きました。
岸田大臣は私の考え方に同調され、「本年6月に沖縄で開催されるG8科学技術大臣会合で、技術開発の国際的な連携についてしっかりと確認するような議論を進めていく。」と答弁しました。
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