経済同友会では、7月の洞爺湖サミットに向けた意見書を出すこととしており、3月10日、経済同友会事務局の大会議室で第2回目の意見書起草委員会が開かれました。当日は、私が同委員会に招かれ、「環境・気候変動問題と日本の進むべき道」と題し、約1時間にわたって講演し、洞爺湖サミットに向けての地球温暖化対策に関する政府、自民党の中での議論や検討状況などを紹介しました。
当同委員会には、桜井正光代表幹事(リコー会長)、小島邦夫副幹事、細谷英二りそなホールディングス会長、有馬利男富士ゼロックス相談役、吉村幸雄シティバンク銀行取締役、和田仁電通総研社長など財界の論客13名が揃っています。
私の講演に続いて、私と各委員との間で意見交換が行われ、ポスト京都議定書の目標設定のあるべき姿やキャップ&トレード型の排出量取引制度の導入の必要性などについて突っ込んだ議論を交わしました。
参加委員は皆環境問題に前向きに熱心に取り組んでおられ、意見書も中身のある具体的な提言になりそうです。
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経済同友会「洞爺湖サミットに向けた意見書起草委員会」の様子(1) |
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経済同友会「洞爺湖サミットに向けた意見書起草委員会」の様子(2) |
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意見書起草委員会で講演する中川雅治 |
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