5月1日、私は、NPO法人「持続可能な開発のための教育の10年推進会議」が開催した洞爺湖サミットに向けた提言を作成するための国際会議「アジアからG8サミットへ」の参加者との交流会に出席しました。
持続可能な開発のための教育(ESD)は、持続可能な社会を担う人作りを行うことを目的に、2002年のヨハネスブルグサミットでの小泉総理の提案に基づき、2005年からESDの10年として世界各国で取り組みが進められています。 私は2002年当時、環境省事務次官としてこの問題に携わっておりましたので、日本をはじめ世界各地で多くのNPO、NGOの方がESDに取り組んでおられる今日の状況に心から感謝を申し上げたい気持ちで一杯です。
このたびNPO法人「持続可能な開発のための教育の10年推進会議」(代表理事 阿部治氏)は、アジア7か国からESDに関する国際NGO、草の根NGOの方々を招いて、洞爺湖サミットに向けた提言を作成するための国際会議「アジアからG8サミットへ」を開催しました。
この国際会議のとりまとめとなる提言書は5月3日の公開フォーラムで発表されます。
私は5月1日、渋谷区神宮前の国連大学のホールで開催された同提言作成のために参加したアジア7か国のNGOの方々との交流会に出席、スピーチをした後、懇談しました。アトウール・パンディヤさん(インド)、エリザベス・ロハヌさん(フィリピン)、フェリ・プリハントロさん(インドネシア)など多くのNGOの方々と交流できました。
こうした方々の世界各地における地道な活動があってこそ環境問題についての普及啓発活動が成果をあげることができるのだと改めて認識すると同時に、私も更なる努力をしなくてはならないと決意を新たにした次第です。
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国際NGO、草の根NGOの方々との交流会でスピーチする中川雅治 |
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アジア7か国から参加した国際NGO、草の根NGOの方々と |
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