6月7日、フィンランド共和国のマッティ・ヴァンハネン首相が来日されました。
超党派の日本・フィンランド友好議員連盟所属の国会議員とヴァンハネン首相一行との朝食懇談会が6月9日、ホテルオークラで開催されました。私は同議員連盟のメンバーとして出席しました。
ヴァンハネン氏は国防相などを経て2003年6月に首相に就任しました。2007年3月に行われた総選挙では、ヴァンハネン首相が率いる中央党が第一党の座を維持しましたが、野党第一党であった国民連合党が議席数を伸ばした結果第二党の座を獲得し、4月、中央党、国民連合党、グリーン党などからなる連立内閣が成立し、ヴァンハネン首相が再任されました。
私はヴァンハネン首相が2005年5月に来日された時にも懇談の機会をいただきましたので、同首相と意見交換するのは2度目となります。
朝食懇談会では、同首相から、日本と同様高齢化が進むフィンランドの社会保障政策や雇用政策、移民政策などについてお話があり、大変参考となりました。
フィンランドの国会にはサウナがあり、歴史を紐解くと、サウナで重要な事が決められたこともあったというお話が披露され、なごやかな雰囲気の中にも充実した意見交換が行われました。
ヴァンハネン首相の話を聞く日本側の国会議員(右から2人目が中川雅治) |
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懇談会を終えてヴァンハネン首相と握手する中川雅治 |
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