デンマークの気候エネルギー大臣コニー・ヘテゴー女史一行との意見交換の様子 |
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熱弁をふるうデンマークの気候エネルギー大臣コニー・ヘテゴー女史(右) |
平成20年6月13日、このほど来日したデンマーク王国の気候エネルギー大臣コニー・ヘテゴー女史一行と地球環境行動会議(GEA)所属の超党派の国会議員との意見交換会が都内のホテルで開かれました。私はGEA所属の国会議員として参加しました。
コニー・ヘテゴー大臣はデンマークの保守党の国会議員で、2004年8月に環境大臣となり、2005年2月には北欧協力大臣に就任し、2007年11月に気候エネルギー大臣となった有力な政治家です。2009年にデンマークのコペンハーゲンで開催される気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)では、ヘテゴー大臣が議長を務める予定です。
GEAは、地球環境問題に取り組む超党派の国会議員、経済人をメンバーとするNGOです。初代の会長は竹下登元総理、現在の会長は斎藤十郎元参議院議長です。
地球温暖化対策をめぐってヘテゴー大臣と日本側国会議員との間で活発な議論が展開されました。
ヘテゴー大臣の「デンマークでは、左派の小さな政党も含めて気候変動・エネルギー政策については幅広い政治の合意がなされている。」「デンマークでは1970年代以降の2度にわたる石油危機の経験を経てエネルギーの効率化が進み、今では、デンマークの発電量の28%は再生可能エネルギーとなっている。」「デンマークは環境と経済が両立し、今や最強の経済国となっており、失業率は1.8%である。エネルギー効率のよい高い技術がデンマークの輸出力となっている。」といった発言が印象的でした。
デンマークの気候エネルギー大臣コニー・ヘテゴー女史一行との意見交換会の様子 |
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ヘテゴー大臣に同行してきた特別顧問のディッシング女史(右)とアドバイザーのイエンセン女史 |
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