3月18日、私は参議院財政金融委員会で菅財務大臣に質問しました。昨年の総選挙の時に民主党は、マニフェスト実施に要する歳出は16.8兆円、初年度(平成22年度)は7.1兆円であるとし、そのための財源は、無駄を見つけて予算を組み替えることによって捻出し、国債は増発しません、消費税は4年間上げませんと公約しました。
しかしながら、民主党政権が削減した予算は1兆円にとどまり、マニフェスト実施に必要な財源は結局国債の増発によることとなりました。
もともと7.1兆円、あるいは16.8兆円もの予算の無駄使いなどというものはあるはずもなく、民主党のウソの宣伝に国民は惑わされてしまったと言ってよいでしょう。
菅財務大臣は民主党も2005年の総選挙の時には小泉さんの劇場型に負けたのだからお互いにおあいこだと言わんばかりの答弁をし、私は呆れ返りました。
また、政府税制調査会の結論が小沢幹事長の鶴のひと声で変わってしまった不透明な意思決定過程を追及しましたが、明確な答弁はありませんでした。
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参議院財政金融委員会で質問する中川雅治(立っている人) |
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参議院財政金融委員会で質問する中川雅治 |
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参議院財政金融委員会で質問する中川雅治 |
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