この度、世界銀行のンゴジ・オコンジョ・イウェアラ専務理事とジェームズ・アダムズ東アジア・大洋州地域担当副総裁が我が国の関係者と意見交換を行うために来日しました。
世界経済は未だ不透明な情勢が続いていますが、こうした中で、貧困や環境、さらには保健問題などのグローバルな課題に向けた国際的な協調が改めて求められています。
9月30日、都内のホテルで、イウェアラ専務理事、アダムズ副総裁らと我が国の国会議員との意見交換のための朝食会が開かれ、私も参加しました。
イウェアラ専務理事は世界銀行で21年のキャリアを積んで、局長を務めた後、ナイジェリアの財務経済担当大臣や外務大臣を経て、現在、世界銀行の総裁に次ぐナンバー2の専務理事のポストに就いています。
アダムズ副総裁は1974年に世界銀行入行以来、いくつもの部門における局長を歴任し、現在、東アジア・大洋州地域担当の副総裁を務めています。
両氏は現在の世界銀行の役割について力説し、我が国の出資増額などの協力を要請していました。
参加した国会議員からは世界銀行に対する注文も多く出され、活発な意見交換会となりました。
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意見交換会に出席した中川雅治(奥の左から3番目) |
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ンゴジ・オコンジョ・イウェアラ世界銀行専務理事 |
ジェームズ・アダムズ世界銀行副総裁 |
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