3月9日、自民党はアスベスト問題対策関係合同部会を設置し、アスベスト被害救済制度の充実や除去対策の一層の推進などアスベスト問題のさらなる対応策の検討を開始しました。
この合同部会は佐田玄一郎元国務大臣を座長とし、自民党の厚生労働部会長、環境部会長、経済産業部会長など関係の部会長のほか、私のように従来よりアスベスト被害の救済に取り組んできた国会議員がメンバーとなりました。
平成20年の4〜5月に自民党・公明党政権下で、与党アスベスト対策プロジェクトチームが設けられ、平成20年6月には「石綿による健康被害の救済に関する法律の一部を改正する法律」が成立しました。
当時私はこのプロジェクトチームのメンバーとして活動しました。
その後、この改正法でも十分に救済できないケースも出てきており、更なる見直しをすべく、アスベスト問題対策関係合同部会を設置し、検討を開始することとしたものです。
今後は関係者からのヒアリングなどを続け、救済制度の充実や除去対策の推進に向け努力してまいりたいと考えております。
|
自民党アスベスト問題対策関係合同部会で発言する中川雅治(中央) |
|
|
自民党アスベスト問題対策関係合同部会座長の佐田玄一郎元国務大臣(左)と 細田博之元自民党幹事長 |
|
|