3月24日、西岡参議院議長が参議院のすべての委員長を召集して委員長懇談会が開催されました。
この会議で、東日本大震災の被害状況やその対応等について、福山内閣官房副長官と寺坂原子力安全・保安院長から説明を聴取した後、質疑・意見交換をしました。
多くの委員長から、福島第一原子力発電所の事故について、今後予想される最悪のケースはどのようなものか、又その場合の対応について検討しているのかという質問が出ましたが、政府側からは明確な答弁はありませんでした。
国民の不安に応えるためにも、又危機管理の面からも、当面の対応に追われていることは理解しつつも、最悪のケースを想定しての対応策を早急に検討すべきであるとの参議院側の声を政府に伝えました。
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参議院委員長懇談会の様子 左から2人目が中川雅治(沖縄・北方問題特別委員長)
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