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活動報告
 

平成23年の活動報告

 

NPO法人「環境立国」主催のシンポジウ2011で再生可能エネルギーについて講演、パネリストも務める

7月29日、私が副理事長を務めるNPO法人「環境立国」主催の「環境シンポジウム2011」で、私は小池百合子元環境大臣、山本良一東京大学名誉教授らに続いて講演をしました。その後行われたパネルディスカッションではパネリストを務めました。
 今回の「環境シンポジウム2011」のテーマは「日本の新しい未来への提言―復興後の環境・エネルギー・ライフスタイル」です。
 3月11日、日本は未曽有の震災に見舞われ、私たちの意識も大きく変化いたしました。漠然とした安心感が実は根拠の無いものであり、一人ひとりが情報の把握とそれに基づく判断を行わなければならないことを経験したのです。私たちは、この悲劇を乗り越え、新しい未来を切り拓いていかなければなりません。
 今回のシンポジウムでは、このような現状に立ち、環境を軸に据えながら、日本の進むべき方向を科学技術、外交、経済、法律、農業、生活という多角的な視点で据えようと考え、各界のスペシャリストによる講演とトークセッションを企画しました。
 会場は、目黒区駒場の東京大学生産技術研究所のコンベンションホールをお借りしました。
 私は、「原子力発電は縮小していく方向に向かうので、再生可能エネルギーを推進していかなければならないことは当然であるが、太陽光、風力、地熱、バイオマスなど各種の再生可能エネルギーはそれぞれ一長一短を持っているので、特定の再生可能エネルギーを一挙に増やすことはできない。 したがって、再生可能エネルギーについて多様化を進めると同時に、メタンハイドレード、シェールガス、さらには藻から石油の代替成分をつくる技術や褐炭から液体水素を取り出し発電に使う技術など様々なエネルギーの開発にも取り組む必要がある」と主張し、日本の将来のエネルギー確保のため、エネルギーのベストミックスを目指し、時間軸をはっきりさせた具体的なエネルギー政策を定めることが必要であると強調しました。
 その後、NPO法人「環境立国」理事長を務める庄子幹雄マサチューセッツ工科大学客員教授の司会で、大木浩元環境大臣、山本良一東京大学名誉教授、細田衛士慶応義塾大学教授とともにパネルディスカッションのパネリストを務め、会場の皆様からの質問などに答えました。

NPO法人「環境立国」主催の「環境シンポジウム」で講演する中川雅治(立っている人)
NPO法人「環境立国」主催の「環境シンポジウム」で講演する中川雅治(立っている人)
 
パネルディスカッションの様子(右から中川雅治、山本良一東京大学名誉教授、大木浩元環境大臣、
細田衛士慶応義塾大学教授、庄子幹雄マサチューセッツ工科大学客員教授)
 


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