憲法改正原案を審議する衆参両院の憲法審査会が10月21日初会合を開き、会長と幹事の選任を行いました。
衆議院の憲法審査会では全会一致で民主党の大畠章宏議員が会長に選任されました。
参議院の憲法審査会では民主党が江田五月議員を会長に推薦してきたため、自民党など野党各党は「参議院議長時代に民主党寄りの公平でない議会運営をしたこと」などから反対し、投票で選ぶこととしました。
自民党は小坂憲次議員を推薦し、投票結果は小坂議員23票、江田議員22票となり、1票差で会長に小坂議員が選ばれました。
参議院の憲法審査会のメンバーは45名で、幹事は9名となっており、私は川口順子議員、西田昌司議員と共に自民党を代表する幹事に選任されました。
憲法審査会は平成19年に憲法改正手続きを定める国民投票法が成立したことを受け、衆参両院にそれぞれ設置されたものです。しかしながら、民主党、共産党、社民党などが今国会まで委員の選任にも応じなかったため、休眠状態が続いていました。
審査会設置から4年余りを経て、ようやく審査会が始動することとなりました。これから国会で新たな時代にふさわしい憲法改正を目指して憲法論議を深めてまいりたいと考えます。
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参議院憲法審査会の会長選挙の集計作業をする参議院事務局員 |
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参議院憲法審査会の会長に選任されて挨拶する小坂憲次議員 その右隣は川口順子幹事、さらにその右隣が同じく幹事に選任された中川雅治 |
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