4月9日、私は、谷垣禎一自民党総裁、茂木敏充政調会長らと共に東日本大震災の被災地、宮城県名取市を訪問し、がれきの二次仮置場や焼却プラントを視察しました。
　宮城県では膨大な量の廃棄物処理を効率よく進めるため、いくつかの市町をまとめたブロックを作り、各ブロックからの委託を受けてブロック毎にプロポーザル方式で一括発注し処理を行うこととしています。
　視察現場で、名取市の佐々木市長らより、がれき処理の厳しい現状について説明を受けました。名取市は震災直後も視察し、がれき処理に関し、他の被災地に比べかなり進んでいる印象がありましたが、その名取市でも災害廃棄物の処理には、約５００日かかるというお話を伺い、改めて、全国各自治体のがれき受入れ協力が復興へ向けた喫緊の課題であることを認識いたしました。
　その後、今回は被災地の復興に全力を挙げる観点から仙台市内で行われた自民党全国政調会長会議に出席し、震災復興など総選挙に向けた自民党の重点政策などについて４７都道府県の政調会長と議論しました。

名取市のがれきの二次仮置場を視察	視察する谷垣総裁(右)と中川雅治(左から2人目)
視察する谷垣総裁(左)と中川雅治(右から2人目)	名取市のがれきの二次仮置場
津波被害にあった名取市の状況	名取市のがれき焼却プラント (立っている人が中川雅治)
仙台市で行われた自民党全国政調会長会議の様子	自民党全国政調会長会議に出席した中川雅治(右端)