4月10日、私は参議院環境委員会のメンバー8名と共に三重県の桑名市と四日市市を訪問し、大量の産業廃棄物が不法投棄されている現場を視察しました。
県などが不法投棄された産廃を処理するにあたって国が費用の一部を負担することを規定している産廃特措法が来年3月で終了することになっています。これをさらに10年延長する法案が近く参議院環境委員会で審議される予定です。
参議院環境委員会のメンバー9名は産廃特措法の延長法案の審議に先立ち、産廃の大規模な不法投棄現場を視察することとしたものです。
桑名市五反田の不法投棄現場では有害物質で汚染された地下水の処理施設などを視察しました。
四日市市大矢知町の国内最大級の不法投棄現場では、県の担当者より雨水処理対策などについての地元住民との合意の状況等に関し説明をうけました。
視察を終えて、早急な対応の必要性は十分に認識できましたが、同時にここまで大規模な不法投棄を許す結果となった県などの行政当局の責任も痛感せざるを得ませんでした。
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桑名市の産廃不法投棄現場を視察 |
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桑名市の産廃不法投棄現場で 県の担当者より汚染された地下水の処理施設の説明を受ける |
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四日市市の産廃不法投棄現場を視察 |
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