12月4日に公示、16日に投開票された第46回衆議院議員総選挙では、自民党は294議席という単独過半数を上回る議席数を得て勝利し、政権奪還を果しました。
私は選挙期間中、東京中を応援で走り回りました。また、東京都以外でも、候補者から演説会の弁士に来てほしいと頼まれれば地方へも飛んでいきました。お陰様で、東京都におきましては小選挙に立候補した候補者は比例復活を含めて全員当選いたしました。さらに比例単独の候補者も2名当選することができました。私が弁士を務めた候補は皆当選を果たし喜びと安堵を感じております。
各地の多くの候補者はこの3年3カ月、本当につらい思いをしながら必死で選挙区内を回り、又政策の勉強も怠らず充電につとめられたわけでありまして、同じ政治の道を歩む同志として私は、本当に頭が下がる思いでございました。
こうした候補者に対する有権者の皆様方の反応は3年3カ月前とは全く違い温かいものを感じましたが、小泉郵政解散の時のような熱気は感じられず、民主党があまりにも酷いから、その反射として自民党に光があたってきたというのが正直なところだと思いました。
ですから、今度こそ自民党は有権者の皆様の期待を裏切ってはいけないと強く思います。経済を再生し、領土・領海・領空を守り、国民の安全・安心を確保する、財政健全化を進めながら、持続可能な社会保障制度を構築していくといった山積する諸課題に一つ一つ党内議論を尽くしたうえで、方向をしっかりと出して一致団結して進んでいく、答えを出す政治をしていかなければならないと思います。
私は、今、自民党政調副会長をさせていただいておりますが、先輩、同僚議員、そして今回新たに議席をいただいた新人議員の皆様方と共に全力で御期待に応えることができるよう邁進してまいりたいと決意いたしております。
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