1月7日、自民党税制調査会の総会が開かれました。通常の年の例によれば、平成25年度税制改正案は昨年の12月中旬には決定されていなければなりません。しかしながら、昨年12月、総選挙が行われ、新政権のもとで一から平成25年度税制改正案の論議を始めなければならなくなったため、今回は非常にタイトな日程で税制改正作業を進めることになります。
1月下旬には税制改正大綱をとりまとめることを目指して、本日の総会では財務、総務両省から国、地方の財政状況、税収動向と平成25年度税制改正の主な検討項目について説明がありました。
平成25年度税制改正の主な検討項目としては、
1.所得税の最高税率の見直し
2.相続税・贈与税の見直し
3.事業承継税制の見直し
4.金融証券税制の見直し
5.消費税増税による影響を平準化、緩和するための住宅取得に係る措置
6.自動車取得税・自動車重量税の見直し
7.研究開発税制の拡大など政策税制措置の見直し
8.延滞税の税率などの見直し
等が示されました。
私は、本日の総会で税制調査会幹事に任命され、税制調査会の正副会長とともに幹部会のメンバーに入ることとなりました。
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自民党税制調査会総会で挨拶する野田毅会長 |
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自民党税制調査会総会の様子 (会場は取材するマスコミの方で溢れかえっていました。) |
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自民党税制調査会正副会長・幹事会議に出席した中川雅治(右から3人目) |
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