3月21日、参議院環境委員会が開かれ、各党の代表が政府の環境政策全般について石原伸晃環境大臣らに質疑を行いました。
私は与党自民党を代表して質問に立ちました。
原発事故以降、我が国では地球温暖化対策についての関心が薄れてきていますが、私は、地球温暖化対策に取り組むことは先進国としての責務であることを指摘し、石原環境大臣の基本的スタンスを聞きました。
石原環境大臣は「今、日本は厳しい状況に置かれているが、環境立国、環境技術先進国としての国際社会での発言力を喪失することのないよう野心的な目標数値を出して実りある結果を出していきたい」旨の答弁をし、今後とも地球温暖化対策に真剣に取り組む決意を表明しました。
また、私は2020年以降の地球温暖化対策についての国際的な枠組み構築に向けての我が国の方針についても質しました。
東日本大震災以降、リデュース、リユース、リサイクルという3Rの推進についても関心が薄くなってきています。資源輸入大国である我が国にとって3Rの推進は非常に重要なことであり、私はこの点についての石原環境大臣の認識を聞きました。そのうえで、昨年成立した小型家電リサイクル法の準備状況やこのほどベトナムで開かれたアジア3R推進フォーラムの状況等について井上環境副大臣らに質問しました。
さらに、私は、福島における除染と生活基盤となるインフラなどの整備を効果的に組み合わせていくことの重要性を指摘しました。石原大臣からは「除染とインフラ復旧の間で緊密なスケジュール調整を行い、一体化して加速化させていく」旨の答弁がありました。
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参議院環境委員会の様子 |
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参議院環境委員会の様子 |
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質問をする中川雅治 |
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答弁をする石原伸晃環境大臣 |
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