5月27日、公益社団法人北沢法人会が主催し、世田谷区が後援する「絆フェスティバル2013」が世田谷区の烏山区民センターで開催されました。
このフェスティバルの中で“日本のごみを考える”〜ごみは貴重なエネルギー資源〜と題するパネルディスカッションが行われました。パネルディスカッションに先立ち、首都大学東京の吉葉正行教授の基調講演があり、続いて世田谷区長の保坂展人氏、キャスターの露木茂氏、北沢法人会会長の飯野光彦氏と私がパネラーとなって、ごみ発電を推進するなどごみを貴重なエネルギー資源と考える立場に立って、ごみ問題について議論をいたしました。
吉葉教授の基調講演では、ごみ発電の技術と活用の事例について紹介がありました。
パネルディスカッションの中で、保坂世田谷区長からはごみ発電についての世田谷区の取組みの紹介があったほか、広く世田谷区の環境問題に対する姿勢について説明がありました。
私からは、エネルギー資源としてのごみ利用について、国の制度面、財政面での支援策を説明し、今後の課題などについても述べました。
ゴミ発電は全国のごみ焼却施設の4分の1で実施中です。ごみ処理の広域化による大型化や最新鋭の技術で高効率化を図り、より多くのエネルギーを回収することが課題です。施設整備費やランニングコストをいかに下げていけるかも重要なポイントになります。
露木キャスターは市民の立場から、飯野北沢法人会会長は産業界の立場から、それぞれごみ問題にとどまらず身近な環境問題についての提言や要望がありました。
その後、会場の参加者からの質問を受け、パネラー間でも議論を続けました。
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パネルディスカッションで発言する中川雅治 |
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パネルディスカッションで発言する発言する中川雅治(中央)
左は世田谷区長の保坂展人氏、右はキャスターの露木茂氏 |
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