9月27日、Yahoo!JAPAN政策企画「熟論」という専門家による討論企画の収録に行って参りました。
この討論企画は、日本の抱える政治や経済等のさまざまな課題について、これを解決しようとしている専門家が討論し、日本の政治や経済等の課題について理解を深めるというYahoo! JAPANが立ち上げた企画です。
第一回目は、「生活保護」をテーマとし、片山さつき参議院議員(自民党)、長妻昭衆議院議員(民主党)がパネリストを務め、モデレーターは松原聡東洋大学教授がつとめました。
第二回目の今回のテーマは「二院制」についてです。
Yahoo!JAPAN執行役員社長室長の別所直哉さんがモデレーターを務め、私中川雅治と水野賢一参議院議員(みんなの党)がパネリストを務め、「二院制か一院制か」について見解を述べました。
第二院は第一院の行き過ぎをチェックし、抑制・均衡を図るという役割があり、又、第一院の審議では明確にならなかった、あるいは、取り上げられなかったところを第二院の審議で補うことができ、第二院は「再考の府」と言われております。
私は、議院内閣制のわが国においては一院制より二院制が優れていると思いますし、諸外国を見ても、1億人以上の人口を有する11か国中8か国が二院制となっています。
水野議員は効率的な意思決定を実現する見地から一院制を主張していました。
今回の討論では、衆参のねじれの問題が取り上げられました。ねじれを起こさないよう政権党は常に国民の理解の下に慎重な政治運営をしなくてはならないことは当然ですが、二院制においては衆参のねじれは避けられない問題であり、私は、ねじれ下でも国会が機能不全に陥らないよう知恵を出していくべきだと考えます。
今回の討論の配信は後日となっておりまして、日時は未定です。配信日時が決まりましら、私のHPのトップにて発表させていただきます。
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Yahoo!JAPAN「熟論」の収録中の様子(中央が中川雅治) |
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Yahoo!JAPAN「熟論」の収録中の様子 |
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収録ブース裏の様子 |
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