5月25日、港区の東京都立産業会館で、伝統工芸江戸木目込人形全国作品展が開催されました。
この江戸木目込人形全国作品展は、東京木目込人形師範会の主催によるもので、文化庁、東京都が後援しています。
木目込人形とは、桐のおがくずをのりで固めてボディを作り、そこに彫った溝に布地の端を埋め込んで着付けをする人形です。埋め込むことを「きめこむ」とも言い、それが名前の由来となっています。その歴史は古く、約260年前の天文年間に始められた技法だそうです。
ここ数年、ほぼ毎年、作品展を拝見させていただいておりますが、幾度見させていただいても、一つとして同じ表情のものはなく、木目込人形のその優雅なたたずまいは現代生活の中では味わえない日本古来の伝統を感じます。日本人の器用さ、繊細さが活かされた木目込人形を本年も堪能させていただきました。
会場で行われました優秀作品に対する表彰式において、私は安倍晋三総裁の代理として自民党総裁賞などを授与しました。
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江戸木目込人形全国作品展の会場で作品の解説を受ける中川雅治 |
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江戸木目込人形全国作品展での作品の数々 |
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表彰式で挨拶をする中川雅治 |
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安倍晋三自民党総裁の代理で自民党総裁賞などを授与する中川雅治 |
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