1月4日から10日まで、上野の東京都美術館で第69回日本書道美術院展(日書展)が開催されます。
日書展は一般財団法人日本書道美術院が毎年1回新春のこの時期に開催する書の祭典で、書壇の代表的作家約1000名と、一般より公募の熱意みなぎる入選作品を加えて、現代書道の作品の大山脈を築きあげています。
日書展ではいくつかの賞を設けて優れた作品に授与していますが、中でも日本書道美術院の役員の作品に授与される書道界で最も栄誉ある賞が「サンスター国際賞」です。
私は本年も、飯島春美日本書道美術院理事長ら日本書道美術院の最高幹部の方々と数人の学識経験者らで構成するサンスター国際賞の選考委員会のメンバーに任命されました。
1月4日の開催初日に厳正な審査を行い、漢字部の木島永竣さんへ「サンスター国際賞」を授与することに決定しました。
毎年、日書展のサンスター国際賞選考委員会に参加し、多くの素晴らしい書道の作品を拝見すると、日本の伝統文化の深淵を感じます。
本年も日本書道美術院と我が国書道界のさらなる発展のために努力してまいります。
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日書展でサンスター国際賞の選考をする中川雅治 |
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日書展会場の様子 |
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日書展祝賀会で挨拶をする飯島春美理事長 |
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