7月9日(木)、参議院の招待により来日したミゲル・バルボサ・ウエルタ メキシコ合衆国上院議長一行が参議院を訪問しました。バルボサ議長他11名の上院議員と参議院の山崎議長、輿石副議長、議院運営委員長の私及び同委員会の理事との間で意見交換を行いました。
日本側は、一昨年と昨年の日本メキシコ交流年における両国首脳の相互訪問、秋篠宮同妃両殿下のメキシコ御訪問に加え、今回の議長の日本訪問を契機に両国の友好協力関係に更なる弾みがつくことを期待すると述べました。
メキシコ側は、今年上院で約100年前のメキシコ革命の際に当時のマデロ大統領一族を日本公使館が庇護したことに関し、日本国民、日本政府及び堀口九萬一臨時代理公使(当時)の親族に感謝する決議を行うとともに顕彰プレートを設置したことを紹介し、今回の訪日では在京大使館でそのレプリカの除幕式を予定していると述べました。また、メキシコに対する日本の投資は非常に活発で、毎週のように工場開設等のニュースが入ってくるが、メキシコは3年以内に大規模な構造改革を行うこととしており、この改革によって日本との関係が更に発展することを確信すると述べました。
メキシコ合衆国は現在PRI(制度的革命党)が政権を担っていますが、上・下両院の議長は1年毎に主要3政党間で順に選出しているとのことです。今回来日したバルボサ上院議長はPRD(民主革命党)に属しています。
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メキシコ合衆国上院議長一行と参議院議長らとの意見交換会の様子 |
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参議院本会議場での記念写真 |
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参議院議長公邸での記念写真 |
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