3月28日、私は参議院予算委員会で待機児童対策、保育の問題について安倍総理はじめ関係大臣に質問しました。NHKがテレビ中継しました。
自民党では、待機児童問題を何とかして欲しいという切実な声を受け止めて、「待機児童問題等緊急対策特命チーム」を設置し、3月25日に「待機児童対策緊急提言」を取りまとめ、安倍総理に提出いたしました。
私は、安倍総理に自民党が提言している「緊急に講ずべき対策」について総理の考えを聞きました。総理からは「御提言いただいた緊急に講ずべき対策は、速やかに具体化し、強い実行力を持って実施していく考えであります」との答弁がありました。
また、私は、保育人材の確保のため、保育士の処遇改善が重要であることを指摘し、同時にキャリアアップの仕組みの導入が必要であることを述べました。加藤国務大臣からは前向きな答弁がありました。
さらに、保育園開設のために国有地を貸す場合の賃借料の軽減、民有地を保育施設用地として貸し出す場合の固定資産税、相続税の軽減や、マンションの一室、空き家の利用が進むよう国として手助けできるような施策の必要性等について質問しました。総理からは「保育の受皿拡大に全力を尽くしていく」旨の答弁がありました。
最後に、私は保育コンシェルジュの設置促進について質問しました。
保育サービスを利用したい人からの相談に応じて利用可能な保育園を探したり、利用手続きを支援したりといった役割を担う「保育コンシェルジュ」を設置する自治体が出ています。
私は、保育を利用したいという人に寄り添い丁ねいに支援していくためには、この保育コンシェルジュ設置の取組みを促進していくことが必要であると主張しました。塩崎厚生労働大臣から前向きの方針が示されました。
今回の質疑を通じて、安倍総理はじめ関係大臣から待機児童対策に取り組む極めて前向きな方針が示されました。
私も東京都選出の参議院議員として、待機児童対策、保育の問題には今後とも全力で取り組んでまいる所存です。
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| 参議院予算委員会で質問する中川雅治 |
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| 参議院予算委員会で質問する中川雅治 |
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| 答弁する安倍総理大臣 |
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| 答弁する加藤国務大臣 |
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| 答弁する塩崎厚生労働大臣 |
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