9月14日、私は内閣府特命担当大臣(原子力防災)として、東京電力福島第一原子力発電所の現状を視察しました。
私が担当する原子力防災対策は、東京電力福島第一原子力発電所の事故を教訓として、抜本的な見直し・強化が図られてきたところです。
私としては、東京電力福島第一原子力発電所を視察し、我が国の原子力防災の取組の原点を体感し、原子力防災対策の一層の充実に取り組みたいと考えました。
福島第一原子力発電所のきびしい環境の中で働く方々の御努力で、現場の状況は改善されてきていますが、事故から6年半が経過した現在でも、汚染水対策や燃料デブリの取り出し等の困難な課題が山積しており、廃炉に向けた工程はまだ道半ばです。
こうした現状を認識することによって、原子力防災体制の更なる強化を図る決意を新たにすると同時に、環境大臣として福島の復興・再生に向け最大限の努力をすることを改めて心に誓いました。
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東京電力福島第一原子力発電所を視察する中川雅治(手前の人) |
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同上(右) |
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説明を聞く中川雅治(右) |
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